Kotlinで1から99までの整数を含むListを簡単に作成する
KotlinではlistOf
関数を使う事で簡単にListを作成できる。
val list = listOf(1, 2, 3) // [1, 2, 3]
ここで1から99までのListを作る場合はRangeを使うと簡単に作成できる。toList()
でListに変換してやるのがポイント。
val list = (1..99).toList() // [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18...
Kotlin楽しい!
参考
KotlinでListをイテレーションする際にindexが欲しい場合の書き方
withIndex()
を指定すればOK。
val list = listOf(1, 2, 3, 4, 5) for ((index, element) in list.withIndex()) { print("$index, $element\n") }
英語でKotlinを勉強するためのリソース
Android DevelopersのKotlinのページにはResources to Learn Kotlinというページがあります。
Resources to Learn Kotlin | Android Developers
このページにはタイトル通りKotlinを学ぶためのリソースのリストが載っていて、以下のカテゴリに別れています。
- Documentation
- Videos
- Books
- Social channels
各カテゴリで紹介されているリソースは以下のようになっています。
Documentation
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Kotlinの公式サイトです。 基本的なシンタックスからKotlin standard libraryのリファレンスまでこのサイトで確認できます。
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Kotlinの理解を深めるための問題集です。ブラウザ上で実際にコードを実行しながら学べます。
Koansの意味を知りたいKoansは禅の公案が由来とのこと。
Videos
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“Kotlin on Android"で検索するとKotlinとAndroidに関する様々なビデオを探すことができます。
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JetBrainsのHadi Haririさんによる"Introduction to Kotlin Programming,“という講座がO'Reillyから公開されています。8時間ほどで学べるようです。有料となっていて、講座単体で購入するかSafari Books Onlineを契約する必要があります(10日間のフリートライアル有り)。
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“Kotlin for Java Developers"Androidに重点置いてKotlinを学べる講座で、オンライン学習サイトtreehouseが提供しています。こちらも有料となっていて、フリートライアは7日間です。
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Udemyが提供している講座、"Kotlin for Beginners"では、Kotlinをゼロから学べます。こちらも有料ですがUdemyは割引を良くやってるのでタイミングによっては安く購入できるはずです(この記事を書いている時点(2017/06/21)で84%オフの1,800円でした)。
Videosで紹介されているリソースは以上ですが、UdacityにはGoogle公式のAndroid講座があるのでKotlinに対応したAndroid講座をGoogleが開いてくれないかと個人的に期待しています。
Books
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JetBrainsのDmitry JemerovさんとSvetlana Isakovaさんによって書かれてた本です。ManningのサイトからChapter6と11が無料で読めます。
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Antonio Leivaさんによって書かれてた"Kotlin for Android Developers"はKotlinについて書かれた最初の本の1つと紹介されています。この本では、実際に天気予報アプリを開発しながらKotlinを学ぶことができ、APIリクエストとレスポンスのデータクラスへのマッピングとキャッシュ、SQLiteの操作、そしてテストコードの書き方まで紹介されています。購入して読みましたが、とても読みやすい本でした。購入後2度更新があり、Android Studio 3.0対応や、コルーチンに関する章の追加、クローズドなクラスをどうモックするか?といった内容が追加されています。
Social channels
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Kotlinの公式Twitterアカウントです。
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Kotlinに関するイベントやグループのリストです。日本Kotlinユーザグループもリストに掲載されています。
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KotlinユーザーのためのSlackチャンネルです。
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隔月で配信されているpodcastです。Kotlinに関する話題をメインに扱っています。
参考
BuckでのAndroidプロジェクトのビルドについて
概要
Facebook製ビルドツールBuckをインストールし、サンプルとして公開されているAndroidプロジェクトをビルドしてみます。
Buck?
BuckはFacebookが開発しているビルドツールです。
公式サイトではBuckの特徴が解説されています。ビルドが高速なのが売りなようです。
- Speed up your builds.
- Buck builds independent artifacts in parallel to take advantage of multiple cores on your machine. Further, it reduces incremental build times by keeping track of unchanged modules so that the minimal set of modules is rebuilt.
- Add reproducibility to your builds
- Buck only uses the declared inputs, which means everybody gets the same results.
- Get correct incremental builds
- Buck looks at the contents of your inputs, not their timestamps to figure out what needs to be built. As a result, incremental builds should always be correct, so there’s no need to perform a clean build.
- Understand your dependencies
- With buck query, you can better understand your dependencies and what is required to build your product.
- Integrate with your IDE
- With buck project, your project can be better understood by your IDE, making you and your team more productive.
Buckの開発はCopyrightを見る限り2013年から行われているようですね。「buck facebook」で検索すると以下のような記事がみつかります。
- FacebookのBuckとxctool:オープンソースのAndroidおよびiOS用ビルドツール
- Facebook: BuckでAndroidビルドをスピードアップ - ワザノバ | wazanova
Buckのインストール
Getting Startedを参考に進めます。最初にPlatformに「Android」、Development OSに「macOS」を選択します。
事前準備
Command Line ToolsとJava Runtimeがインストールされていないならインストールしておきます。
- Command Line Tools
xcode-select --install
- Java Runtime
Homebrewを使う場合以下のようにします。
brew update brew tap caskroom/cask brew install java
Buckのインストール
Homebrewでインストールします。
brew update brew tap facebook/fb brew install buck
インストールできました。
buck --version buck version v2016.11.11.01
また、最新のコードを入手してローカルでビルドすることもできます。
brew update brew tap facebook/fb brew install --HEAD buck
ソースコードからのビルド
ソースコードからビルドする場合、Getting StartedのBuild from Sourceを参考にしてください。
BuckでAndroidプロジェクトをビルド
fbsamples/bucksamplesをcloneします。
git clone git@github.com:fbsamples/bucksamples.git cd bucksamples/cross-platform-scale-2015-demo/
サンプルAndroidプロジェクトでキーとなるファイル
サンプルにはBuckでAndroidプロジェクトをビルドするために必要な全てのファイルが含まれています。プロジェクトのrootからみて
android/java/com/facebook/buck/demo/
以下には必要なJavaファイルが含まれています。android/BUCK
はBuckのビルドに関するルールが書かれたファイルになります。コードに関する全てのビルドルールはこのファイルに記述します。ビルドルールには依存関係を含むことができ、サンプルでは他のビルドファイルへの依存を記述しています。.buckconfig
はBuckの設定ファイルです。プロジェクトのrootディレクトリに配置することでプロジェクト毎に異なる設定を有効にできます。
Androidプロジェクトのビルド
BuckでAndroidプロジェクトのビルドをビルドします。
buck build demo_app_android [-] PROCESSING BUCK FILES...FINISHED 0.2s [100%] 🐳 New buck daemon [-] DOWNLOADING... (0.00 B/S AVG, TOTAL: 0.00 B, 0 Artifacts) [-] BUILDING...FINISHED 0.8s [100%] (1/1 JOBS, 0 UPDATED, 0 [0.0%] CACHE MISS)
ビルド成果物はbuck-out/
ディレクトリに出力されます。
Androidプロジェクトのビルドと端末での実行
buck install --run
でAPKをビルドし端末にインストールします。
buck install --run demo_app_android Installing apk on 07fbdfee01298e26 (Nexus 5). [-] PROCESSING BUCK FILES...FINISHED 0.0s 🐇 [-] DOWNLOADING... (0.00 B/S AVG, TOTAL: 0.00 B, 0 Artifacts) [-] BUILDING...FINISHED 0.0s [100%] (1/1 JOBS, 0 UPDATED, 0 [0.0%] CACHE MISS) [+] INSTALLING...1.7s Successfully ran install apk //android:demo-app on 1 device(s) Starting activity com.facebook.buck.demo/.App... Successfully ran start activity on 1 device(s)
感想
- サンプロプロジェクトだけだとAndroidプロジェクトのビルドについてあまり理解できない
- Android用のビルドルールがいくつか用意されいているので見てみると良さそう
- ビルドルールの書き方がBazelに似ている
次はokbuckでAndroidプロジェクトをビルドしてみます。
参考
後方参照不要なグループ化
よく忘れるのでメモ
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